病気、体調不良などの原因や治し方については、様々な考え方があると思いますが、当院ではクライアント様の体の体性機能障害(ゆがみなど)を診るとともに、上の『恒常性維持の調節機構図』を参考に症状の原因を追究しています。
施術を通してわかったことや、人間の症状や体についてなぜかな?と疑問に思うと、しばらくして答えがわかる(気づかせてくれる)のですが、それがとても面白く、「人間の体の不思議」と題してリーフレットにまとめ、vol.44までできました。(リーフレットが欲しい方はお申しつけくださいませ)
vol.44までできたところで、「リーフレット」から「1dayメッセージ」に切り替わりました。
「1dayメッセージ」は、これまで作成したリーフレットの内容に、vol.45からのリーフレットに載せようとしていた智慧や、さらに新しい智慧をプラスした内容で構成されていくようです。
一見複雑に見える『恒常性維持の調節機構図』ですが、意外にシンプル。そして、常に変化し続けています。
”人間が健康を保つためには?”は、同じ認識がずっと続くわけではないということを教えてくれています。
様々な症状の原因④ 股関節を⼿術する・⽿がつまる・膝&股関節痛 リウマチ・⽿が遠くなる・蜂窩織炎・痰・おなら ガスがたまる・ポロポロの便・緑内障・肩関節周囲炎 寝違い・寝⾔・⻭ぎしり・同じことを何度も⾔う ⽕傷・しゃっくり・⼿荒れ・⻭ぐきから⾎が出る
様々な症状の原因(体の動き・体型編) 歩いていると左に傾く・ガニ股で歩く・何もない所でつまづく・転ぶ・⻘たん・体が左右に⼤きく傾く ⾸が左右どちらかに傾く・円背・⾻が縮む
オステオパシーとは1874年に薬や手術では病気が治らないからと、アンドリュー・テイラー・スティル博士(当時の軍事医)が提唱した療法です。
オステオパシーという名前は、osteon(骨)pathos(病)という言葉からできた造語で、”骨の性質を利用した治療法”という意味があります。
人間の自然治癒力を上回る外的要因、内的要因によって機能障害を起こしている部分をオステオパシーでは体性機能障害(somatic dysfunction)と呼び、それを筋肉・筋膜・関節・血液・リンパ・内臓・脳脊髄液などを総合的に観察して見つけて矯正することで健康へと導きます。
オステオパシーの原則・哲学として、この3つがあります。
①構造を正すことは機能をよくすることと関係がある。
②身体は一つのユニットである。
③人間の治癒力を引き出す。
TALTの評価で全身を評価し機能障害を見つける⇒矯正⇒もう一度評価という手順で施術を進めます。
T=組織異常、A=非対称性、L=制限、T=圧痛
手術後の身体や、関節や筋肉に機能障害がある場合に見られる二次的な内臓の緊張を、筋膜を介して間接的に取り除きます。
20個以上の骨が縫合で合わさっている頭蓋骨。一つ一つが歯車のように自動運動しています。
脳脊髄液のポンプ運動の要となる、仙骨と合わせてアプローチし、頭蓋骨の自動運動を促します。